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食事介助の業務内容とは?介護施設の業務紹介その1

みなさんは、介護施設に入所されている高齢者の方は実際どんな生活を送られているか、

そこに勤務されている職員の方は実際どんなお仕事をされているか、ご存じですか?

 

「ご高齢の方々が住んでいる場所」ということは知っていても、いったいどう生活しているかは謎、、という方も多いのでは?

 

今回は『介護のお仕事』と一口に言っても実際はどんなことをしているのか、その中でもよく聞く、

『食事介助』、『入浴介助』、『排泄介助』、『レクリエーション』

について、4回に分けて私”あんさい”(介護福祉士/経験5年)の経験も織り交ぜながらわかりやすくご紹介していきたいと思います

 

 

 

 

1.介護のお仕事との出会い

 

 

私”あんさい”が介護福祉士の資格を取得し専門学校を卒業後、新卒で入社した施設は自宅からとても近所にある特養やグループホーム・デイサービスなどがある社会福祉法人でした

 

中学生時代から施設の前を通りかかることが何度かありましたがその時は

「いったい何の施設なんだろう?」

と、しばらく解明できずにいました

 

数年後、専門学校で介護実習に行ったことでそこの施設がどんな施設なのかがわかりました👀

ここでやっと私の数年の謎が解けました

 

そこには認知症の方や体が不自由なお年寄りがたくさん住まれておりました。

身体が不自由だからこそ、認知症だからこその「仕掛け」がたくさんある施設でした。

「仕掛け」というとカラクリのようですが、認知症の方々の行動を理解した職員さんたちの、きめかい配慮や、たくさんのカルテに書かれた過去の行動歴から行われるリスク管理、などがしっかりなされていた、ということです。

 

例えば、早食いで、目の前にあるものを急いで口に頬張り、呑み込めなくなった経験がある利用者様には、一度にたくさんの量のご飯を提供するのではなく、小分けにして提供するなど、細かな配慮がされているのです。

落ち着かない利用者様は、散歩にお連れし(※ちなみにお散歩は1時間にも及びました🚶‍♀️🚶‍♂️)気持ちを落ち着かせる工夫をしたり、その方一人一人とじっくり向き合う職員の方がたくさん勤務されてました。

 

実際に見ると、『なるほどなあ』と感心することが多々ありました。

数日間の実習でしたが、行けば行くほど介護への興味が湧き、また実習へ向かうことが楽しみで、楽しみで仕方がなかったことを覚えています。

慣れない環境で大変だな、と感じたこともありましたが『楽しかったなあ』というのが終わったときの感想でした

この実習での経験から、『私は介護士になったら、この施設で絶対働こう!』と思ったのでした

 

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後に私は、その施設に内定をいただき就職することになりました。

直属の上司はというと、、、、

実習の際にお世話になった、実習指導者のその方だったのです

奇跡?それとも選んでいただけたということでしょうか?

 

 

 

 

2.介護施設の食事の内容とは

 

 

毎日、施設で3食お食事を提供している介護施設では、栄養士が栄養バランスを考えた、とってもおいしそうで、かつ健康的なメニューが提供されています

 

毎日ホテルのよう!とうらやましくなるくらいです

 

 1日3食、ある日のメニュー

 

Morning Launch Dinner
ごはん

味噌汁

卵焼き

カリフラワーサラダ

佃煮

うどん

茄子の田楽

長芋の磯辺和え

いちご

ごはん

味噌汁

豚肉の生姜炒め

じゃが芋の醤油バター

チンゲン菜のポン酢和え

 

介護施設によっては、デザート以外に、おやつの提供もあるところがあります

ゼリーやプリン、お饅頭、どらやき等毎日違うものが提供されます

 

 

 

3. 介護士が行う食事介助の流れ

 

 

では、介護士は、食事の介助ってなにをするのでしょうか?

何に気を付けているの?

 

 

 

 

 主な仕事内容がこちら

 

食事に関連する業務

配膳・下膳 利用者様のもとへ食事をお持ちする。食べ終わった食器などを片付ける。

飲み込む力が弱い方には水分にとろみを付ける

自助具や福祉用具・エプロンのセッティング 利用者様の状況に応じて、専用スプーン、滑り止めシート、エプロンなどを準備。
食事介助 食事を口元まで持っていったり召し上がって頂くためのお手伝い。
見守り むせこみがないか、や安全に食事が出来ているかの確認も行う
服薬業務 薬を口に入れる、お渡しする。

利用者様の状態によってオブラートなど用いる。

食事量の把握 普段との比較が大切。

糖尿病の方には特に注意が必要。(血糖値の関係)

 

 

食事介助と一言でいっても、こんなにたくさんの業務が含まれています。

そして、細かな「水分にとろみをつける」ことや、「利用者様にあった形状の食事を、利用者様のたべるペースに合わせて」介助するなど、細やかな配慮が必要です。

 

 

水分にとろみをつける?なにそれ??

と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お茶や牛乳をそのまま飲むと、呑み込む力が弱くなったご高齢の方は、むせこんでしまう方もいらっしゃるので、飲むヨーグルトのようなトロトロの状態に「とろみ」をつけてさしあげたほうが、飲み込みやすくなるのです。

硬さはその方によりますが、ヨーグルト程度だとむせこみが比較的少なく飲み込むことができます

こういった、細かな配慮が、食事介助にも必要です。

 

 

ですが、日々業務がたくさんある介護士。忙しく食事介助をしていてやりがちなミスが、

「ご飯の上におかずをのせて提供する」というもの。実はこれ、あまりよくないことです。

 

 

利用者様のご意向でない限りは、もともとご飯の上にのっているもの(カレーや親子丼等)以外は、控えたほうがいいです。誰だって、ご飯はおいしくいただきたいもの。ミキサー食、ムース食と呼ばれる、もともとのお料理の形状がわからない状態のお食事であっても、もちろん例外ではありません。

 

デザートやサラダをご飯の上にのせたりすることは絶対にダメです

いくらご高齢の方でも、デザートをご飯にのせて食べる人ってあんまりいないですよね?

 

 

また、気遣いには、「声掛け」も含まれます。

声掛けに反応がない方でも

「ご飯ですよ」

「お茶ですよ」

等の声掛けはとっても重要です。

反応がなくても理解されている方って実はいらっしゃるんです。

そういう方はアイコンタクト等の小さな反応で返してくれるので表情やしぐさをしっかり確認してくださいね👀

 

 

 

また介護士として、よくある過ちが、

「違う方の食事を提供してしまうこと」です。

塩分量や水分量などの制限がある方もいらっしゃいますので提供時には注意しましょう。

 

 

食事一つとっても、いろいろなことに注意しなければならないのが、介護職です。

食事介助に夢中なあなたのそばで、食いしん坊の利用者様が、違う利用者様の食事を狙っている、、、なんてこともあります。

元気な利用者様は、他の方の食事をさっととっていかれる、なんてことも👀

 

 

「利用者様を理解する」ってとっても難しいですけど

こういうハプニングがあるたびに気配り、気遣いの重要さを痛感させられました。

 

 

 

 

4.食事介助Q&A

 

 

ぺけ子(無資格、介護歴半年の介護初心者)

ポチ先生(介護福祉士、ケアマネージャー、社会福祉士、介護歴30年の大ベテラン)

 

 

 

< 昼食はうどんだけど、麺が嫌いな人はどうなるの?

    アレルギーがある人はどうなるの?

< 代替えでうどん→ごはんに変更など柔軟に対応している施設が多いです。

   アレルギーや好き嫌いは事前に把握しておき、その日のメニューとは+αで別メニューをご準備いたします。

 

 

 

< 歯がない人はどんな食事をするの?

   飲み込む力が弱い人はどうやって食事をするの?

< 口から食べる方は小さく切ったり、ムース状、ミキサー状、ペースト状にすることで食事を摂取することが出来ます。

   ペースト状のものやミキサー状のものは比較的飲み込みやすいので、飲み込む力が弱い方でもご飯を召し上がることが出来ます。

 

 

 

< こんなにたくさん食べられない!残してもいいの?

< もちろん全量摂取するまでお部屋に帰られない!なんてことはありません。

   もともと食の細い方へはご飯を小盛にしたりします。

    「いつも食べて頂く量」が分かれば大丈夫です。

   あとは薬の関係で一定以上の量を召し上がっていただく場合もあるので、都度確認しましょう。

 

 

 

< クリスマスとか誕生日はどんなメニューが出るの?

< お誕生日はケーキ、クリスマスはチキン、お正月はご高齢の方も安心して召し上がって頂くことが出来るお餅等

   都度行事食が出ます。

 

 

 

< 口から食べられない方はどうするの?

< 点滴や経管栄養(胃に直接栄養剤を流す)の対応になります。

   こちらは看護師さんやお医者さんと連携しての管理になります。

 

 

 

 

4. 食事介助の失敗談

 

 

高齢者の皆様はとっても器用に、お薬を「飲まない技」を使ってきます。

 

 

薬をお渡しする際に、手渡しでも大丈夫な方、口に薬を入れなければならない方、飲み込んだことを確認しないといけない方、様々おりますが、

飲み込んだな、と思い、その場を離れた新人の私。その利用者様は、私がいなくなったスキに薬を吐き出しておりました。

 

 

ちなみに吐き出すことに慣れている利用者様は、ほんとうに上手に吐き出します。

薬が嫌いだから(わざと)吐き出す人もいれば、食べ物じゃないと思い吐き出す人もいるし理由はまちまちです。

中には、嫌いな職員の方に薬を渡された場合だけ、吐き出す方もいらっしゃいました

 

 

このような薬を吐き出す癖がある方は、薬を飲みこんだことをしっかり確認するため、口を開けてもらう等をすることが大事だなあと、新人の私は思ったのでした。

※この後、私は事故報告書を提出することになったのですが。

 

 

 

5.まとめ

 

 

介護職経験者である私、安齊がお伝えする『介護のお仕事 食事介助編』はいかがでしたでしょうか?

 

介護員として働く上でお仕事内容に好きキライや、得意不得意がみなさんにもあることと思います。

また介護施設の種類、利用者様の要介護度などによっても業務内容なども違ってくることと思います。

 

お仕事を探す際にこれらを参考にして頂き、皆様に『ぴったり合った職場との出会い』の助けになれれば幸いです

 

 

次回は入浴介助をご紹介します!

 

 

 

 

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