2024年5月20日コラム
失業手当や再就職手当は、正社員でなければ受けられないと思っている人がいますが、派遣社員でも受給できます。失業給付(失業手当)の給付期間中に派遣社員として就職が決まった場合でも、条件が合えば「再就職手当」が貰えることをご存知でしょうか。
再就職手当は、早期に再就職をした場合に支給される手当で、実は派遣社員も条件が合えば貰うことができます。
今回は再就職手当を取得できる条件や申請手続きについて説明します。
〇再就職手当とは
再就職手当は、ハローワーク(公共職業安定所)が、離職者に早期に安定した職業について就いてもらうために設けた制度です。
そのため、次の就職が早いほど、手当の給付率が高くなっています。
早期の再就職を促すことが目的のため、再就職のタイミングが早い人ほどより多くの再就職手当が支給される仕組みとなっているのです。
〇受給するための条件
再就職手当を受けるためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
・7日間の待機期間満了後に、就職したこと
・就職日の前日までの失業の認定を受け、支給残日数が1/3以上あること
・前の職場に再就職したことでないこと
・自己都合退職の場合、最初の1か月はハローワークまたは所定の職業紹介所の紹介で就職すること
・1年を超えて勤務することが確実であること
・原則として、雇用保険の被保険者になっていること。
・過去3年以内に、再就職手当等を受給していないこと
・受給資格決定前から内定していた就職でないこと
※ 待期期間中に仕事をした日や失業の認定を受けていない日は待期期間に含まれませんので、注意してください。
〇派遣社員でも再就職手当は受給できる
再就職手当は、派遣スタッフも受給できる可能性があります。
ただし、支給要件のひとつに「1年を超えて勤務することが確実であること」がありますので、雇用契約の更新が見込まれない派遣就業や、短期派遣、紹介予定派遣などの場合は対象外です。
「雇用契約書兼就職条件明示書」という書類に「更新の見込みあり」と記載されているか確認してみましょう。「更新の見込みあり」という記載があれば、1年を超えて勤務することが確実とみなされるので、再就職手当をもらうことができます。
ですので、仮に3か月更新だったとしても心配はなく、もし再就職手当を逃したくない方は、雇用契約書兼就職条件明示書を必ず確認してください。
〇再就職手当の手続きについて
- ・就職先に採用証明書を記入してもらう
- ・再就職手当支給申請書をハローワークでもらう
- ・再就職手当支給申請書の記入を就職先に依頼
- ・ハローワークに申請書類と雇用保険受給資格証を提出する
- ・就業促進手当支給決定通知書が届く
再就職手当を受給するには、ハローワークへの申請が必要です。失業認定を受けている状態で必要書類とともに申請し、再就職の確認と承認が得られれば手当が支給されます。この間は、1カ月半~2カ月ほど見ておきましょう。
なお、再就職手当の申請期間は再就職の日から1カ月以内ですが、2年以内ならば申請は可能です。忘れないうちに、早めに申請することをおすすめします。
〇介護施設求人専門のヒロキャリアスタッフに登録して求人を探そう!
求人をお探しの方は、一度ヒロキャリアスタッフに相談してみませんか!
完全無料で、ご相談から就業開始、そして就業後もしっかりサポートいたします。
子育てと両立して働きたい、介護の仕事に興味がある、就職・転職を考えたいなどはヒロキャリアスタッフにお任せください!
希望条件をお聞きしてお仕事探しのサポートをさせていただきます!
サイトより【スタッフ登録】頂くか、サイトトップから希望条件で検索し、気になる求人へ直接ご応募ください。
応募から就業までの流れ
(ケアスタッフサービス編)
YouTubeでチェック!
〇まとめ
再就職手当は、失業者が新たな職に就くまでの生活を安定させるための重要なサポート制度です。
派遣社員もこの手当を受けることができ、派遣契約終了時に再就職手当を活用することができます。
再就職手当をもらうには、条件を満たすだけでなくできるだけ早く就職する必要があります。
派遣会社であれば条件に沿う仕事を紹介してもらえるだけでなく、早くに仕事を見つけることができます。再就職手当を活かして新たな職場を見つけていきましょう。
派遣で働く前にチェック!長期派遣とは?【派遣で長期で働くメリット・デメリット】をご紹介!
充実した福利厚生を実現!【介護職への転職成功のポイント】おススメ求人情報も!
その他疑問点等フリーダイヤルにてお問合せください!
0120-070-775
受付:平日9:00~18:00