2022年5月27日コラム
新年度から約2ヶ月が経とうとしていますね。新入社員の皆さんは少しずつ仕事に慣れてきたころかもしれません。
慣れてくるとちょっとしたことでミスをしてしまったり・失敗があるかもしれませんが、周りにいる上司に聞きながら乗り越えていきましょう!
介護現場では「リスクマネジメント」「ヒヤリハット」という言葉を耳にしている方が多いのではないでしょうか?
覚えているけど改めて聞かれるとなんだっけ・・・?しっかり説明出来ないかも・・。と思っている方もいるかと思います。
そこで、今回は覚えておきたい介護の用語第2弾!「リスクマネジメント(ヒヤリハット)」についてご紹介します。 →第1弾はコチラから「初めての介護職③~覚えておきたい介護の用語「要介護認定」~」
〇リスクマネジメント・ヒヤリハットってなに?
リスクマネジメント
・直訳すると「危機管理」。介護現場では「介護中に起こる事故を予測・分析し、予防していくこと」を指します。介護現場では、転倒や誤嚥(ごえん)など沢山の事故や危険が潜んでいます。スタッフは、利用者さんに日々楽しく快適に過ごしてもらえるよう、リスクマネジメントの方向性を統一していく必要があります。
入社したばかりの場合は、研修でリスクマネジメントの基礎を身につけていくことになります。
ヒヤリハット
・事故に至っていないが、思わず「ヒヤリとした = 危ないと感じた」「ハッとした = これをしなければ危ないと感じた」という経験を指します。
このヒヤリハットから重大な事故に繋がらないよう、リスクマネジメントの方向性を統一するため、スタッフ間で共有するために作成するのが「ヒヤリハット報告書」となります。報告書には、ヒヤリハットした事例や再発防止策が記載されており、どんな事故が起こり得るか・防止方法をあらかじめ知ることができます。
〇ヒヤリハット報告書の書き方
基本の書き方
・最初に書くのは「ヒヤリハットの内容」です。「いつ・どこで・だれが・なにを・どうした」を意識して書きましょう。
- いつ
- 〇年〇月〇日(〇曜日) 〇時〇分~〇時〇分ごろ
- どこで
- 施設1階の廊下
- だれが
- 利用者〇〇様
- なにを
- 車椅子
- どうした
- 車椅子に足がしっかり乗っていないのに動き出してしまった
- 起こったこと
- 足が引っかかって転倒しそうになった
要因と再発防止策
・内容を書いた後には、このヒヤリハットがなぜ起こってしまったのか・今後どのようにしていけばよいかを考える必要があります。
- なぜ起こったか
- 足が乗っていると思い込んでしまった
急いでおり、確認する余裕がなかった - 再発防止にはどうすべきか
- 車椅子を動かすときには必ず前方の確認を行う。
「動きますね」と声掛けを行う。
この情報を元に防止対策の話し合いを行うことになります。この時に「絶対に原因をヒヤリハットを起こした個人のせいにしないこと」が大切です。
〇リスクマネジメント能力を高める
リスクマネジメント能力を高めるには、様々な経験から危険を予測し、予防策を考えるスキルが大切です。
また、他の方の事例を聞いて「自分だったらどうするか」など考えることも能力向上につながります。
自分だけでなく、スタッフ全員が対応出来るようなリスクマネジメントの方向性を提案出来るよう経験をつんでいきましょう!!
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